2013年2月18日月曜日

診療予約システムとパソコン



今回は、病院予約システムを利用するパソコンについて書いてみます。

病院予約システムを利用するには、パソコンが欠かせません。過去においては、1台数十万円したものですが、最近は5万円前後でも高スペックのパソコンが手に入るようになりました。まさにムーアの法則で言われた「1.5年~2年で、価格性能比は2倍になる。」が現実になっている感じがします。価格性能比が2倍になるということは、「2年で、同じ性能のものが半額になる。」あるいは「2年で、同じ値段で性能が2倍のものが買える。」ということになります。

ちなみに、私がプライベートで買ったPCで比較してみました。

■ 2007年 DELL Inspiron 530
CPU 2.7MHz、2コア/メモリ2G/HD 500GB
約150,000円
  ↓
■ 2012年 DELL Inspiron 660s 
2.7MHz、4コア/メモリ4G/HD 2TB
約68,000円

2007年に買った時には、それなりの高スペックでそのスピードに驚きましたが、5年経った今、その2倍のスペックのものが半額以下で買えてしまいます。5年経っていますので、ムーアの法則がそのまま当てはまれば、価格性能比は約8倍のはずですが4倍どまりです。でも、すごいなと思います。

ところで従来は、システム会社がシステムを納入する時に、一緒にパソコンを販売するのが普通でした。パソコンの単価も高かったので、それなりに利益も出たわけです。しかし、最近は単価が下がり利益が出ないので販売をしない、あるいは販売しても「当社から買うと、量販店で買うより高いですけどいいですか?」という会社が多くなってきました。

また、お客様側の変化がありました。それは多くの方が、自宅や職場でPCを買う経験をしているため、わざわざ誰かに選んでもらわなくても買えるようになったということです。このようにPCがコモディティ化したため、多くの業界でパソコンはシステム会社を通して購入しなくなってきています。もしパソコンを販売しているシステム会社があるとすれば、初期費用に含まれる諸々の項目の中にパソコンを入れ込んで、「全部で50万円」のようにしているのではないでしょうか?もしそういう例があったとしたら、それは個別に明細を出すと50万円も取れないので、たくさん項目を増やして曖昧にするための仕掛けだと私は思います。

そもそも、病院予約システムを使うなら、上の例の2007年ぐらいのスペックで十分なわけですから、今の価格でいうと5~7万円ぐらいのものでいいのです。その時の最新のスペックである必要はないので、業務用と割り切って、安いもので探してみることをお勧めします。

因みに、マイクロソフトのOfficeが入ってるパソコンは2万円ぐらい高くなりますが、受付のパソコンでWord,Excelをそんなに使わないのなら、Open Office を使えば無料なので、試してみてください。

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